日光・男体山「登拝講社大祭」の日に。 2011.07.31 ④ 男体山・初登頂後の下り 

雨はやんでいた。

気温も気持ち高くなっているように感じられた。


たいてい、下り、というのは上りに比べて速い時間で歩けることが多い。

だが

男体山では、それは通用しなかった。

1メートルくらいの岩をよじ登ったり

飛び降りたりしなくてはならないから・・・


午前中に降った雨は登山道を川のように流れていった。

トレッキングシューズは水分を含んだ砂利や粘土質の泥でかなり汚れていた。

11時39分、九合目通過。

ここから道は「木の杭を打たれた防護ネット」で敷き詰められた区間となる。

ごつごつして歩きにくい。

周囲は深い森のなか。

この日の深夜0時から始まる「夜間登山(登拝)」で用いられる祭事用具が次々と運ばれてゆく。

有名な「木の幹」。

僕は「サイ」に見えた。

岩も歩きにくいが砂や土も歩きにくい。


「あー・・・」

お尻からスリップして天を仰ぐこと計2回(笑)

いくら「すべりにくい」トレッキングシューズであっても

この傾斜があると

ずるッとゆきます・・・

八合目、12時02分。

神社の社務所

上りはここで雨宿りをした。

これから登る3名の方とすれ違う。

山ガール2名がアタック中。

僕もここを登って、下ってきた。

12時10分、鳥居通過。

まだまだ先は長い。

うなぎ?

蛇?

化石???


・・・と思える木の根がたくさん。。。





雨は降っていなかったけど

上下ともにレインスーツを着ていたため

2度のスリップでも

被害はとくになかった。


青いカッパはもはや白く塗られていたけど

それはそれで

格闘した証になっているのかな。


だらだら下っているようですが

まだまだ下りは続きます