2012年3月11日、東日本大震災から一年。ずっと時間が止まった場所へ・・・

2012年3月11日。

一年前のこの日は金曜日。

僕は仕事先で揺れを感じた。


あれから一年。

この日を「自分らしく」伝えるにはどうしたらよいか。

・・・

ここしかない。。。

僕は3月11日が「過去のものではない」場所へと向かった。

話しには聞いていたが

入口で完全に封鎖されている。

ここは

那須烏山市藤田(旧・南那須町)にある

「こぶしが丘温泉」と「牧場」、である。

生々しく残る土砂崩れの跡。

震災後に台風の豪雨も重なり、地盤は2次崩落の危険性がつきまとう。

営業していた頃は、ここで記念撮影をする方もいたのだろうか。

この奥にレストラン「くじら亭」がある。

僕と相方さんは

震災前の2010年1月4日に

ここで食事をした。

そのときの画像がないことが悔やまれる。


ちなみに写真の下方の時計が

揺れが激しくなった、2011年3月11日の午後2時48分ころで

止まっていることがわかる。


施設内に立ち入れない以上

これ以上の撮影は困難。

なので

周辺を歩いてみた。

こぶしが丘を北へ下ると休憩所があった。

駐車場から遊歩道が伸びていたが

残念ながら、やはり「立ち入り禁止」となっていた。

自然休養村の案内図。

今日初めて知ったが

ハイキングで散策するには十分のコースが整備されていたようだ。

幹線道路からの看板。

クルマからはよく見えないが

「閉鎖中」の張り紙が。


なお僕が撮影していた短時間に

他県からのクルマが2台ほど

こぶしが丘の施設に入ろうとして、引き返していった。


まだ閉鎖を知らない人も多いようだ。

2010年1月4日に

相方さんと来たときに

写真を撮りたかった「ミニチュア ホース」。

実はこのとき


「冬季休養」のつき、4月に戻ってくる・・・と案内がされていたらしい。

結局、1度も観られないままとなっている。


ミニチュアホースは

いま、どうしているのだろうか。



栃木県民として

那須地区の住民として

「こぶしが丘温泉」と「こぶしが丘牧場」の復活を

「震災からの復興」と位置づけ


早期の復旧

営業再開を切に望みます。


僕ひとりでは何もできません。

みなさんの「声」が必要です。


みなさんに

ブログやツイッター等で

「こぶしが丘温泉」の再開を望む大きな声を発してください!

ここの復活が

栃木での震災の復興の「証」となるに違いありません。


当時働いていた従業員の方は解雇されたそうです。

震災はまだ終わっていません。

忘れ去られる前に

ここに現実を発します。