地元再発見! 大田原市宇田川・「191メートル無名峰」に登る②

なんとか山頂の石祠を見つけることができたが

まだ「標高191.0メートル」の三角点を見つけていない。

これを見つけなければ「ここにきた」という証明にはならないのだ。


頭を冷やす意味でいったん家に帰ろうと下山して車に戻る。


だが

あることを思い出す。


参考にしたブログに、このような記述がある。

「水路を渡って1分で三角点にたどりつく」と。

それはあたかも「水路のすぐ近くにある」と想像させる。

ならば・・・

再び入口から道路を北へ歩き・・・

このガードレールの左に山に向かってあぜ道が延びる。

※なお、ここから先は私有地に当たるため、本来ならば許可がなければ立ち入ることができない。このときはその自覚がなかったため無断で立ち入ってしまった。このようなことが無いよう注意して歩きたい※

山の北西方面めがけて、あぜ道を歩いてみることに。

水路を飛び越え、滑りやすい雪の斜面を登る。

参考にしたブログの方は、この「北のあぜ道」を歩いてクルマに戻った、とある。

・・・ということは

さかのぼれば、みつかる、ということだ。

残雪と笹、そして急な斜面。

ストック代わりに傘を突いて

何度も足を滑らせながらも

よじ登ってゆく。

格闘すること17分。

三角点は「石祠」のある「山頂」ではなく・・・

確かに「北西に少し下ったところ」にあった。

左に埋まっているのが三角点。ここが191.0メートルである。

田んぼに下がって眺める。

中腹に三角点。

これではわからないはずだ。。。

大田原市宇田川の無名峰191.0メートルを北側の道路から。

まるでクジラのようだ。