雨でも那須へ行ってみた。 2011.10.22 ② 那須平成の森

平成の森にきた。

今回で2回目。


紅葉が見ごろである、という情報を聞いたので

雨でもきた。

もっとも

晴れていれば、歩いてここまでやってきて

もっともっと気持ちがよかったことだろう。

けれど

この日は

駐車場についたとたんに雨脚が強くなった。

用意していたレインウェアに着替えて

いざ出発。


雨は視界が悪く、カメラにも防水ではないのでよろしくない。

けれど

歩く人は少ないし

何といっても

くっきりとした葉の色が楽しめる。

「雨モミジ」

これはこれで

やはり乙である。

紅葉のじゅうたん。

掃除されたように、くっきり分けられているのが見事。

風が一定の方向に吹くのだろうか。

目から伸びた葉がすでに赤く染まる。


落葉するために

葉は栄養を分断させる。

残った色素が赤く染まり

断ち切ったところで落とされる。


カエデが来年も葉を青々させるために

紅葉して「冬眠」するのである。

緑から黄、赤に変わる途中の葉。

日に日に色が変わってゆく。

毎日眺めていたい。

落葉は赤くなるだけではない。

緑いろのまま落葉する葉をみつけた。


雨に濡れて

蛍光色のように輝く。

美しい。

いもむし、のような「ぶら下がり」の木。

これはいったい・・・


霧に包まれた「駒止の滝」。

あいにくのコンディションであったが

なんとか無事、到達できた。


滝から400メートルで「北温泉」にたどりつく。

その道の途中。


なんとも言えない「哀愁漂う」道。

平成の森、の中にある「森の小径」にて。

クマがいるような「低い重低音」が聞こえて勝手に震える。

そして

途中で引き返した。


姿は見えないので

正体はわからないままだが

何か居たことは間違いない。


平成の森管内では「ツキノワグマ」のフンが確認されていると説明が

あったし。。。


緑のカエデは何度見ても美しい。

雨が色を濃くしてくれる。

周りにはだれもいない。


僕だけの絶景だ。


平成の森を後にする。

ここから東に向かう。

次にまっているのは

一体何?
http://d.hatena.ne.jp/nasuchari/20111103#1320308491