雨でも那須へ行ってみた。 2011.10.22 ① 八幡のつつじ大吊り橋

今年はいろいろな場所を歩いた。

いろは坂

那須街道

紅葉を観るために山にも登った。


昨年までは紅葉、といえば「クルマで名所まで行って、撮って、移動する・・・」それが当たり前だった。

けれど

今の僕には、それは満足ではなかった。

「できる限り歩いて眺めたい。」


10月22日。


那須の山の紅葉が徐々に下ってきた。


歩いて紅葉・・・

乙ってもんじゃないですか。


だけど天気予報は無情の「雨」。


いくら晴れ男でも


覆すには無理というものだった。



9時を過ぎた頃

自宅の上空にはうっすらと太陽が。

「もっ、もしや」

そんな期待を持って

やっぱり一路、那須へ。


この日は「那須湯本駐車場〜那須動物王国」までの往復約20キロを

歩くという計画。

ひとまずは那須湯本を目指すことに。



茶臼は山頂こそ雲に隠れていたが下界は雨が止んでいるようだった。

「何とかなるだろう」

そんな気持ちだった。



実際、那須湯本駐車場に着いたときにはパラパラだった。

けれど

歩くことを断念しなくてはならない問題が起きた。


それは・・・


「視界ゼロ」。。。


歩いても、景色はまったく見えなかった。


紅葉がどうの、こうの、というレベルではなかった。


結局、この日は「ポイント」ごとにクルマで移動しながらの散策に変

更した。

最初に下りた場所は

「八幡のつつじ大吊り橋」。

紅葉観察には毎年欠かさない場所。


雨は止んでいて

両手フリーのまま歩き出す。

雨に濡れた紅葉の葉は

その色を「これでもか」というように強く染める。

緑と赤の対峙がキレイ。

茶色のバージョンは良く見かけたが

これは実なのだろうか?

霧で吊り橋は先が見えない。

もちろん悪天候なので

渡っている人も少ない。

吊り橋の中央部から南側を・・・

な、なにも見えない。。。

定点観察木もうっすら霧の中。。。

雨でピタッとくっついた。

カエデの葉は

落ちてからも画になるものだ。




そしてクルマで次の場所に移動する道の途中にて。

緑の繁みのなかに

ひときわ鮮やかな面々。

雨だからクルマが少ないため

ゆっくり停めて眺めることができた。


オレンジ色も。

この辺りは紅より橙が多いようだ。

そして

クマのえさ

鳥のえさ。


次に向かうのは

今年オープンした

あの、場所です。→http://d.hatena.ne.jp/nasuchari/20111102#1320233918