那須紅葉登山 2011.10.08 「南月山から帰還」編 ⑧ 牛ヶ首から大丸駐車場

那須連峰には「立ち入り禁止」のエリアが多い。

基本的には「登山道」以外に歩くことはできない。

迷いやすい尾根には「立ち入り禁止」のロープや木の杭がある。

だけど

入ってしまう人は必ずいます。


今回、2箇所で2名の方に「立ち入り禁止」であることを告げた。

たいてい「無関心」なのか「見て見ぬふり」なのか

注意する人はいない。


僕が注意するのには

「立ち入り禁止の意味をわかっているから。


ロープを越えて写真を撮っていた、50代くらいの男性が「侵入した

エリアは「植生保護区域」だった。

人が足を踏み入れれば、土が踏み固められ、植物が生育しなくなる理

由で立ち入り禁止、となっているのだ。


もう一人は「崩落の危険がある尾根に侵入」していた20代くらいの

男性。立ち入り禁止の「木の杭」があるところを承知で侵入してい

た。


せっかくの那須登山。注意をされて不愉快になって帰られることは、

なるべく避けたい。けれど、ルールは守ってほしい。

ルールは安全と秩序を保つためにあるもの。


ゴミもわずかながら落ちていました。


美しい那須を、ひとり一人が自覚を持って。

目的を達成した僕は

なんとなく足早に下山しているようだった。

13時41分。

茶臼岳との合流点。

茶臼からもたくさんの家族連れが下りて来た。

あの赤い屋根が「峰の茶屋避難小屋」。

13時44分通過。

相変わらず「風の通り道」。

ビュンビュン、である。

右の登山道を通って下山する。


14時07分。中の茶屋跡通過。


「行き」は気づかなかったけど

たくさん咲いていた。

14時21分。

登山口通過。峠の茶屋駐車場へ。

大きな声が聞こえると思ったら

「パトカー」が違法駐車の取り締まりをしていた。

前後にクルマをはさまれ身動きできない人が多くいたようだ。

駐車場からロープウェイを眺める。

今日はまだ営業時間内に下山できた様子。

山麓駅から山頂駅方面を眺める。

夕陽がまぶしい。

暗くなる前に急がなくては・・・

ロープウェイの駅には

「クマの出没情報」があった。

姥ヶ平の奥・・・

そう

那須連峰は「人の歩く場所」だけではなく「クマの生活場所」でもあ

るのだ。

この時期、クマ鈴は必ず携行しましょう。

駅をさらに下る。

この階段まで来たら

大丸温泉駐車場はすぐそこだ。


15時10分。

予定より10分遅れで下山完了。


僕が歩いている頃

この駐車場周辺はすごい渋滞だった様子。

さらに下にある

ファミリースキー場までクルマがぎっしり止まっていた。



これで今年の「山」は僕は終わり。


また来年


この登山口にて。