小学校以来の・・・   冬季閉鎖前に、行ってみたよ「沼原湿原」なす! ① 2011.09.24

那須の山々は冬になると道路が通行止めになる区間がある。

雪が深くなるからだ。


那須連山の西・・・

板室温泉との間に位置する「沼原」。

「ぬまっぱら」と呼ばれる湿原も

冬になると通れなくなる。


今年は

湿原に通ずる道路が改良工事をするとあって

10月11日(火)より通行止めになる。

でもって

今年の散策はできなくなる・・・




そんな情報をキャッチしてしまったら

小学校での「社会科見学」以来

遠ざかっていた

「沼原湿原」が無性に恋しくなり(笑)


思い切って

クルマを走らせてみた。

那須街道を北へ向かい

一軒茶屋交差点を左折。

南が丘牧場や那須ハイランドパーク方面へ進むこと約7キロ。


11時37分。

緑の中に

ひっそりと木製看板がありました。

ここを曲がって山の中へ・・・

ここから湿原までも約7キロ。


本来ならば「歩いて」行きたいところですが

今回はクルマです(笑)

クルマを下りると

ヒンヤリとしていた。

まるで秋の空。


青い空がとてもきれいです。



クネクネとした登り道。

舗装されたり

砂利道だったり。


一部、道路に陥没があって


ゆっくり


ゆっくり


ひやひやもしながらの走行です。


そして・・・


11時56分。

駐車場に到着。

思ったよりたくさんのクルマ。


地元ナンバーもあり

他県からのクルマもあり。


みんな登山ウエアで家族連れが歩いているなか


ちょっと場違いな軽装(汗)ではあったけど


厚着して


ゆっくりと散策を開始。


ここが山のなかの湿原であることを

間近に見える山々が教えてくれる。

沼原池。


揚水式発電のために作られた人工池。

下にある「深山ダム」から

夜間のうちに水をこの池まで汲み上げて

必要なときに

池から勢いよく水をダムまで投下して

発電する・・・


・・・という説明が書いてありました。

残念ながら池までは

間近にみることはできないので

湿原へ歩いて向かいます。


パープルカラーの花。

緑の中に

控えめにも

さりげなく存在感をアピールしてくれます。

やがては黒くなる赤い実。

名前は・・・

マユミ?

それともズミ??

12時07分。

いよいよ湿原への入口。


「熊出没注意」の看板がとても気になる・・・

汗・・・

一緒に歩いた相方さんが

「キラキラしてる」とつぶやいた。


高原の湿原。

なのに

砂の道。

そして

砂浜のようなキラキラ・・・

顕微鏡もなく

国立公園内なので

砂を持ち出すこともできず


「いったい何の石だろう?」


相方さんと

しゃがんでは

キラキラを手に乗せて

その鉱石が何であるか・・・

いろいろな思いを馳せていた。



木道を

手を取り合って。

一人では歩かなかったであろう湿原を

なにが見つかるかワクワクさせながら

歩んでゆくのでありました・・・


・・・ということで

続く。