那須で森林浴・・・1万歩の森を歩いてみた その後② 2011.09.11

1万歩の森の終点まで来た。

今度はいま来た道を

ただ引き返すだけである。



けれども

さきほど途中で見つけた「森の外のノボリ」が気になって・・・

せっかくなので

行ってみることにした。


森を横切るアスファルトの道の向こう

「野菜直売所」とある。

そばには小さな木造の直売所の建物が。


1台のクルマと

お店の人らしきおばあちゃんがいたので

二人で近寄ってみる。


あいにく野菜はすべて売り切れていたが

片付けをしていた、おばあちゃんといろいろ話しをさせていただいた。


朝は7時ころから

周辺の畑から採りたての野菜を並べているらしい。


「今度は早起きをして」

そういって

おばあちゃんと約束をした。

黄金の稲穂のむこうに

たくさんある。

いっぱい、ある。


フワフワしていそうで

ずっしり重い。

ちょっと寄り道をして

また森の中へ。


「あれイチゴかな?」

赤い実が

そのままの状態で落ちている。

よくみると

イチゴではないようだ。


無数の穴からトゲのようなものが出ている

・・・

とても気味の悪い実である。

小さな小さな黄色い花。

そして

オスマシしたような

控えめな白い花。


帰りの道は

こんなこんなけもの道。

なにが出てくるのか

とても怖い。。。


横たわる木に化石と化した茶色い茸。

写真を撮ろうと近寄ってみると・・・

木の下から

長細いモノがゆっくりと動いている・・・

・・・


・・・


わっ

へっへびぃ・・・


人間、

固まって動けなくなるっていうのは

こういうことだな

なんて

感心したりする。


大きな大きな蛇でした。



結局

12時51分。起点のクルマを止めた場所まで戻ってきた。

往復2時間と1分。


簡易計測では

1万歩を目標どおり歩いたらしい。


お疲れ様でした。





その後

場所を移動して

とあるカフェでランチ。

メキシコ料理の

ケサディージャ、500円をいただく。

中には

ハムとチーズが入っていて

辛い辛い、別添のサルサソースで食べる。


しばし満足。。。




さらに移動すると

花壇に

とても鮮やかな花を見つけた。

着色したような

強い赤。

そしてピンク。

かなり濃いです。


そして

さらに移動。

彼女が

気になる森を見つけた。


僕も歩いたことのない


初めての森だった。


周囲には何もない。


ただ


道だけが延びていた。


どれくらい歩いたことだろう。


森の中


民家のようなギャラリーが建っていた。


恐る恐る玄関に進むと


中には電気が点灯していて


物音に気づいた女性が中から飛び出てきた。



たくさんの絵画


個性的な陶器。


不定期に公開している、という。


二人でじっくり拝見させてもらっていると


コーヒーを差し出してくださった。


とても購入できる金額のモノではないものばかりであったが


女性は


嬉しそうに話を弾ませた。




彼女の一言で

見つけた道がある。


彼女の一言で

隠れ家のようなギャラリーを見つけた。



一人で歩くことが

より多くの発見を生むと思っていたが


そうでもないことに

気づかされた。


森を歩き

森を感じ


そして

森から

新たな道が開ける。



まだまだ

訪れたことのない那須

そこにある。


那須

隠れた魅力が

ここにあるのかもしれない。