初めての「富士登山」2011  ⑧ 〜富士宮口頂上〜 2011.08.15 山頂でのお楽しみ♪

苦戦して登って

そのときは感動なんて余裕はなかった。


けど


時間が経つと


その重みを実感するのである。


いまようやく


「登ってよかった」といえる自分がいる・・・



富士宮登山口・駒ケ岳中腹から。

時間はまだ5時を過ぎたばかり。

月は太陽に負けじと

その光を魅せつけていた。

暗闇のなかフラッシュ撮影した「鳥居」。

あのときはここまで8分かかったが


見ると「すぐそこ」にあるではないか(笑)


先ほどまで「ご来光」を見ていた「駒ケ岳」を振り返ると

まだまだ、多くの人がその輝きを眺めていた。

僕の一番のお楽しみは

富士山頂郵便局での記念押印、である。

いわば「公式の」登頂証明である。

今年は7月21日から8月21日まで開設された。

営業時間は6時から14時。

ポストももちろんあって

普通郵便のみ差し出すことができる。


並んだ時間は5時16分。

ものすごい列。

どうやら前倒しで営業開始している様子。

あまりに狭くて人が押し寄せていたので

局のなかは撮ることができなかった。

郵便局に隣接して「浅間大社奥宮」がある。

そう

富士山の八合目から上は「神社」の境内なのである。

ここでも

「登頂証明スタンプ」をいただいた。

5時29分。

富士宮口山頂の「メインストリート」を抜けると・・・

「本当の頂上」が見えてきた。

人が流れ込む方向についていってみた。


実は「富士宮口頂上」の標高は3720メートル。

そう

まだ日本の最高点ではないのだ。


オレンジに輝く

あの山こそ

富士山山頂にある8つの山の最高点

「剣が峰」3776メートル、である。


意気揚々と向かってゆくが

剣が峰は

思ったほど楽ではなかった。


急な上り坂


そして

すべりやすい砂利・・・



子供たちがスイスイ登るのに

僕はまた苦戦を強いられた。

もうヘトヘトである。


「記念撮影する方は並んでください」

そういわれて

剣が峰の階段で

リュックの人たちが行列を作る。

山のてっぺんで異様な光景である(笑)

二等三角点。

標高は3775.63メートル。

おぉ

実際には3776メートルは四捨五入なのね。。。

剣が峰から山頂の様子。

左上にある建物が「山小屋・頂上富士館」。

その付近に郵便局や奥宮、富士宮口山頂がある。

記念碑は

登山者が待っている前の方を撮ってあげる、というスタイル。

僕も後ろの方に撮っていただきました。


その後

3776メートルよりも高い場所にある展望台まで行きましたが

あまりの待ち時間なので

あきられめて下に戻ります。


6時33分。

山小屋で用意していただいた「朝食」をいただく。

これで500円。

想像していたよりも充実していた。


下界へ無事登頂したことを電話で伝え


いよいよ下山、となります。


しかし


富士宮から登って

富士宮に下る、なんてしないのが

ちゃりあん流。


すこしだけ

山頂を歩く「お鉢めぐり」をしてから

下ります。

それは

また明日。


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