ギャラリー絆和・宇都宮

ギャラリーハンナ。

半ば追っかけ的なフォトグラファーさんが

こちらにて写真展を開催する、ということで初めてお伺いした。

駐車場から歩いてきたので見つけられたが

クルマで走っていたら、きっと気づかなかったであろう場所。

ひっそりと・・・

路地の奥にありました。

中から声が聞こえます。

お客さんがいるようです。

電電公社時代の標示。

番号は四ケタ。

中にお邪魔する。

いまはテーブルとして使っているが

支えの部分に「SINGER]とある。

シンガーミシンのミシン台を再利用していたものだった。

昔の階段は急に見える。

のぞきこんで

2階にいる人に大きい声で呼びかける・・・

幼少期の記憶が蘇る。


庭の緑が美しい。

宇都宮の、中心市街地にあるとは思えない静けさ。

時折、隣接する線路から電車のガタゴト音が聞こえるのはご愛嬌、というもの。

腰をかけ

読書や音楽を愉しむと

ついつい時間を忘れてしまうことだろう。

いわゆる古民家であるが

外観は見方によっては洋館にも映る。

僕としては写真展が目的であったが

この建物にも興味があった。

内部は写真の展示がされており

古民家再生が成されていた。


もしカフェが併設されていたら

きっと通っていたかもしれない。