もう一つの、紅葉の現実。

今年も早いもので、もう12月になろうとしています。

それにしても今年の夏は暑かった。

酷暑、でしたよね。


だからこそ今年の紅葉は「時期がずれる」とか「期間が短い」とか言われておりました。


この1ヶ月ほど毎週のように紅葉を巡ってきました。


みなさんが「きれいな絶景モミジ」を撮影するならば、

私は「ありのままの紅葉」を記録に留めておきたかった。


だから、大勢の紅葉狩りの見物客の中にいて

さぞかし「異様」に観られていたことでしょう。


けど、キレイな紅葉は他のブログとかメディアにたくさん紹介されていますし

私ははっきり言って下手、ですから(笑)


いまからアップする画像。

決してキレイな紅葉ではありません。

現実です。


あなたが何か感じることがありましたら、それが答えです。

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栃木県那須塩原市にある公園の紅葉です。

撮影日は11月28日です。

昨年であれば、まさに「燃えるような」赤々とした紅葉でありました。

しかし今年は、すべて落葉して「裸」になった木もあれば、

いまだ「青々」としている木々もあります。

太陽が当たりにくい「日陰の木」なので、一番遅く紅葉するのですが、

今年は例年にない緑の葉の多い印象を受けます。


きっと、気温が思ったより下がらないのが原因でしょうか。

そして

1本だけ「落葉せずに」葉が枯れているイロハモミジの木がありました。

病気なのでしょうか。

原因は私にはわかりませんが、木の発育に影響がなければよいのですが・・・


この公園には「ゴミ箱」がありません。

持ち帰るマナーを推奨しているからです。


ベンチでお弁当を食べる地元の方も多いですが、マナーを守る人にこの公園は支えられています。

同じ場所を10分くらいで行き来していた際、帰り道。行きにはなかった白い物体が。

よく見るとウェットティッシュが包みとともに散乱していました。


「捨てた」というよりは「誤って落としてしまった」という印象でしたが

当時、私を含めてその付近には5〜6人いました。

「拾う」人もいなければ、「ゴミが落ちていることを気にする」人もいないのが現実。


モミジのじゅうたんにふさわしくないもの。

なお、このゴミはちゃんと拾って、私が責任をもって持ち帰り処分いたしました。
(もちろん自分が捨てたものではありませんよ)

みなさんにとにかく守っていただきたいことがあります。

ゴミは指定された分別方法の「ゴミ箱」に捨てるか、持ち帰りましょう。

紅葉にかぎらず、絶対に「ポイ捨てしない」

自然に感謝をし、そして大切にしましょう。